感謝をしにくい状態とは
神様仏様から当たり前のようにいただく、「感謝が大事」というお言葉。
感謝の気持ちは、ネガティブな感情を全て溶かしてしまうほど高い波動を持っています。
心に感謝の気持ちが満ちている時は、真に幸福な状態であるといえるでしょう。
しかし頭では分かっていても、感謝をすることが難しい場合が多いと思います。
その状態とは、「もっと自分を満たしたい」という精神状態のとき……つまり、「不足感を抱えている」という状態です。
感謝をしにくい人は、存在すると思います。色々なパターンがあるでしょうが、「生まれた頃から全てにおいて恵まれてきた人」は、感謝がしにくくなると思われます。
裕福な家庭で育って食べ物に困ることももちろんなく、周りからチヤホヤされて可愛がられ、希望は全て簡単に叶えられるという状態です。
裕福な家庭で育って食べ物に困ることももちろんなく、周りからチヤホヤされて可愛がられ、希望は全て簡単に叶えられるという状態です。
そうすると、それが人生の基準になりますから、全て自分の思い通りになることが「当たり前」になります。
すると、何かがあっても有難いと思いにくいのではないでしょうか。
世間に出てチヤホヤされなくなると、不足感を抱える一方になるでしょう。
すると、何かがあっても有難いと思いにくいのではないでしょうか。
世間に出てチヤホヤされなくなると、不足感を抱える一方になるでしょう。
「若い頃の苦労は、買ってでもした方が良い」という言葉がありますが、これは本当だと思います。
若い頃は柔軟性があり、新しい考えをどんどん吸収します。
全てが順調に進む人生ではなく、いくつかの苦労を通して「人生は思い通りになりにくい」ということを学ぶ必要があるのです。
そうすることで、全て満たされていることが当たり前ではなくなりますから、誰かに何かをしてもらうなど少しでも嬉しいことがあれば、自然と感謝の気持ちが湧くのではないでしょうか。
例えば戦争が起こったとして、大変厳しい食糧難に陥ったとします。ほとんど何も食べられない状態が続いた後に、少しずつ食卓に料理の数が増えていったら……物凄い喜びと感謝の気持ちが湧いてくると思います。
「不足する」という経験は、このように感謝を感じやすくするのです。
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