人間とは欲深いもの
少し前に、尼僧様による占い鑑定を受けさせていただいた時、色々なお話をしました。
私は、「人間は、欲深いものですよね」と話しました。もちろん全員ではありませんが、大半の人が少しでも多く得をしようとしているように感じるのです。
また、世の中にはわざわざ人を不快にさせることで喜びを感じる低い次元にいる人が、高い割合で存在しているとも感じます。
すると尼僧様は、「それは、人間界は修行の場だからですよ。人間全てが天使のように素晴らしかったら、人間関係を通して魂が磨かれないでしょう」と仰ったのです。
私は、素直に納得したのでした。
魂を磨いて自身を向上させるために、この世界に生まれて生きています。ですからそうした人がいることにも、意味があるのです
例えば、仕事の取引先から「2~3の案をいただけますか」というお願いの連絡が来たとしましょう。
楽して得したい人は、自分のエネルギーを使うことを渋りますので、最低限の2つの提案しかしません。それも大して深く考えない、適当な内容です。
こうした「楽して得したい」と強く思う人は、大抵奪う力は強いので、一時的には成功します。ただし長い目で見ると、ジワジワと状況が悪くなっていくのです。
相手のことまで考えて動ける人は、時間をかけてよく考え、4つ以上の案を出すでしょう。そうやって余分に出したエネルギーは、結局自分にとってプラスになって返ってきます。
肉体を持つ人間は、確かに欲深いもの。
それが人々の間に衝突や不快感を生み、それが魂を磨く機会となっていくのだろうと思います。
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