煙草は簡単に「魔の道具」になる
普段はそれほどスピスピしている訳ではないため、なかなかネタが浮かばず……ここの更新が一週間も過ぎると、「そろそろ何か書かなくちゃ」と、だんだん焦ってしまいます。
今回は、前から漠然と考えていたネタを。
あの臭い毒ガスを周囲にばらまく煙草は、「魔」にとって大変使いやすい小道具です。
周りの人達を簡単に不愉快な気持ちにさせ、不幸に陥れることができるためです。
最近増えている、集合住宅での煙草の煙の問題。何故か喫煙者って自分が吐き出す煙が部屋にあるのが嫌なので、窓の外に毒ガスを吐き出しますよね。
煙草の煙は、本当に広~く広がっていきます! 私の場合、20 mメートルほど先で吸っている煙草が瞬時にハッキリと分かります。それだけ物凄く広がっているということです。
マンションのベランダで吸っていれば、上下左右の他の住まいの窓からドバッと簡単に入っていきます。(喫煙者の部屋の空気だけはきれい!笑)
困ることに、窓を閉め切っていても換気口から、まるでゴキブリのようにスルスルと入り込んでいき、部屋に充満してしまいます。
吸っている人は何の悪影響も受けません。しかし周辺の人たちは何もしていないのに、その毒ガスを吸い込まなければなりません。一度部屋に入ってしまうとなかなか追い出せず、長時間臭くて不愉快な思いを、毎日のようにしなければならないのです。
こうした簡単に人を不幸にする道具は、魔にとって大変使いやすいのです。
例えば、喫煙者の隣に若い女性が住んでいたとします。趣味がアロマとか香り系ということにしましょう。
過ごしやすい季節に窓を開けていれば、そこからふいに、ドバッと強烈な毒ガスがなだれ込んでくる訳です。
そうなると、次第に恐怖で窓を開けることができなくなります。それでも部屋の換気はしなければならない。そろそろと換気をしよう……と恐る恐る窓を開けると、魔がその瞬間を狙って喫煙者に煙草を吸わせます。
それを繰り返させていくと、その女性はだんだん神経が衰弱していき、不幸な人物が出来上がります。部屋には臭さが染みついていきますから、香り系の趣味も諦めなければなりません。
煙草はこうしていとも簡単に、たくさんの人達を不幸にすることができる便利な道具なのです。
私の素敵な知り合いの皆様は、割と早い段階で禁煙を成功されています。
周りの迷惑を顧みず、堂々と外に毒ガスを吐き出している人の多くは、魔に取り憑かれています。
その魔は、「さて、次はどうやって煙で人を不愉快にさせようかな?」と、常にウキウキと考えているのです。
魔に取り憑かれる、ということは、人を不愉快にさせることが面白くてたまらないという性格になっていくということ。
その上に周りから恨まれていますから、その悪い念を吸い取り、魔はますます元気になり、その人の性格は荒くなっていきます。もちろん、運も悪くなっていきます。
世の中から少しでも、この魔の道具を減らしていきましょうね。
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