内宮の白い帳が上がるのは、どのような人か
伊勢神宮内宮・正宮の手を合わせるところに、カーテンのように白い帳(とばり)がかかっていますね。この帳は止まっていることが多いですが、時には風に揺られて、大きく舞い上がります。
noteの有料記事に掲載した内容ですが、内宮の神様方から聞いたお話では、手を合わせた時にこの帳が上がることには、理由があるのです。
ひと言でいえば、「神様方に、良いエネルギーを持っていると判断された人」が手を合わせると、帳が舞い上がるようです。
手を合わせているその人の顔を、奥にいる位の高い神様に見せるため……とのことです。
手を合わせているその人の顔を、奥にいる位の高い神様に見せるため……とのことです。
普段は、この帳で薄っすらと遮断され、参拝者のエネルギーが奥まで届きにくくなっているのですね。こうして、届けるエネルギーを選んでいるのです。
しかし、無風の時は上がりにくく、風が強い時は上がったり下がったりを激しく繰り返しています。
先日内宮に行った時に、正宮の少し後ろに下がり、どのような人が手を合わせると帳が舞い上がるのか……ということを、短時間だけ観察していました。
この日は、風が全くありません。20人ほどの参拝者を観察しても、帳はピタッと下りたままで、誰一人として上がりませんでした。
そうした中で……たった1人だけ、上がった人がいました!
それは誰かというと……10歳くらいの男の子です!
その男の子は1人で帳に近寄って、軽く手を合わせました。その時に、白い帳がふわっと上がり、舞い始めたのです。
しかし……男の子はそれを見ることもなく、帳が上がり切る前に、さっさとその場を立ち去ってしまいました。
ああ~っ、素晴らしい瞬間なのに、勿体ないなあ……と思い。
次にすぐ、中年の男性が手を合わせましたが、その瞬間、見事にバタッと帳は落ちたのです。
風が強い時は特に、明らかに人が変わるごとに帳の動きが変わるので、本当に感心します。
以前から何回か、帳の動きを観察していました。
それで気がついたのは、小さなお子さんのいる家族連れが、上がる率がかなり高いということでした。
やはり子供は宝であり、神様方から見ても、未来への希望に満ちているのでしょう。
次に、若いご夫婦と5歳くらいの男の子の3人が、帳の前で手を合わせました。これは上がるかな?と思って見ていると、ここの方か私の守護者か分かりませんが、どなたかが「あれではダメ」と伝えてきました。
ご主人が男の子を抱きかかえて、ご夫婦2人で手を合わせ、男の子はよそを向いていたのです。
言われた通り、やはり帳は動きませんでした。
お子さんもそろって手を合わせることが、必要なのだと思いました。
私が観察していることを知っていて、神様方はこのような様子を見せたのでしょう。
こうして、「子供が手を合わせると、白い帳が上がりやすい」ということが分かったのでした。
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