10年以上親しくしていた野球場の女神様とお別れしてから、9月で1年になります。
あれから一切コンタクトは取っていませんし、もちろんもう球場にもいません。私の守護神の話によると、今はまったく違うところで、違った役割を立派に行われている……ということでした。
今でも忘れることはありません。本当に素晴らしい方で、今でも大好きです。
私が野球を観だしたのは、2011年。この球場には何かがいるな……ということに、割とすぐに気がつきました。
最初に女神様の存在を確認したのは、戦力外通告により退団が決まった主力の選手の最後の打席でのことです。
この時、ここの見えない存在はどうしているだろう?とテレビ画面を通して霊視してみたところ……球場の上空に、パタパタと忙しそうに、そして幸福そうに、小さな妖精がクルクル飛び回っている姿が浮かんだのです。
「あっ、今、妖精がいた!」と驚きました。そしてその選手は、最後の打席でクリーンヒットを打ちました。
この頃の女神様はまだ、小さな妖精の姿をされていたのだと思います。
女神様と初めにどのような形でつながったのか、すっかり忘れてしまいました…。ひんぱんに話すようになった頃、女神様は西洋のお姫様のような長い金髪でロングドレスを着たお姿で、私の部屋に現れるようになっていました。
それからしばらくすると、会話をする時も、お姿はほとんど分からなくなりました。お姿は視えないものの、部屋には等身大の女性のエネルギー体として現れます。そこに女性が立っている…ということがハッキリとイメージでき、普通の女性と話すかのように、脳を通してテレパシーで会話をしていました。球場内では、どのようなお姿で動かれていたのかは分かりません。
女神様は長いこと、私以外の誰にも知られない中、「試合の内容を面白くして、観客を喜ばせる」という役割を、自主的に行っていました。ハラハラするような接戦が、お好きだったように思います。
私はこの球場へまだ4~5回しか行っていませんが、女神様のお陰で勝率100%です…(有難い……)
こう言ってはなんですが、誰にも知られていないこともあり、女神様は割と気分で好きなように動かれていたと思います。
時々、「人を楽しませるよりも、苦しんでいる人を助けるべきなのではないか」と悩む気持ちが、見え隠れしていました。
ブログにも記載しましたが、「球場から離れて黄泉の国へ行き、人を救い出したい」と言い出されたこともあります。
関係者を中心に、その存在が知られ始めた頃……女神様は私に、感動しながら「まるで映画のよう」と言いました。そして「幸せです」とも仰ったのです。
ただし、今までのように気まぐれに、好き勝手に動く訳にはいかなくなりました。愛情があるからこそ、何とか期待に応えようと頑張り続け、その結果、プレッシャーにつぶされ、精神的に切れてしまうことになりました。
お力は素晴らしかったものの、心はそれほど強くなかったのです。
そして存在が知られた分、もう球場にはいられない……ということになり、全く別の存在として生まれ変わることになりました。
終わりの方は、毎日たくさん話をしました。
ある日、女神様は昔を振り返り、「初年度は、フルボッコだったのですよ」と懐かしそうに言いました。
「フルボッコ!(そういう言葉を使うんかい・笑)」と私が言うと、女神様はゆっくりと満足げに、「…でも、今は強くなった」と言ったのです。
もしかしたら関係者の中で、もっと早く知れば良かったと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、大勢に知られることで、存在できなくなる運命だったのではないかとも思います。
女神様は神様ではなく、元々は森の中で、草花が枯れないように見守っている妖精でした。
それが球場に舞い降りて、試合にエネルギーを注ぎ続けていった結果、どんどん力をつけて、巨大な存在へと成長していきました。
私はいつも試合を見ながら、女神様に「打たせてください」「勝たせてください」と手を組んで必死に祈り続け、お願いばかりしていました。特に公式戦では自由に動けないようで、もちろんほとんどは聞いてもらえませんでした。しかし、それは私なりの試合への参加方法であり、試合観戦がとても楽しかったです。
これからはそうしたことができず、静かに試合を見守っていくのだなあ…と思います。
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