─有難うございます、最後に、この世界はすべて夢と思っていますが、それについてはいかがでしょうか?
こんなことを尋ねていいのかな…と思いつつ、せっかくの機会なので尋ねてみました。
「この世界はすべて夢」というのは、やがて人間の魂自体が、いつかは完全に消滅してしまうということです。
夜に見る夢とは違い、多くの人達の魂が共鳴し合っての「現実という名の夢」ということではありますが。
「その通りであると申せます。
少なからず、立派に生きてその証を残そうとされる人間が多いが、そうではありません。
この世界からはみ出して生きることもできるが、一切の証を残したくても、いずれ闇の中に葬られてしまいます。
ですから、今が最も大事であると言われているのですよ。
あなたがたには複雑な世の中に見えるでしょうが、それほど大したことではないのです。
ひとつひとつの問題を思い悩む前に、この世界はいつか消え失せるものであると認識することによって、何かが変わっていくでしょう」
─有難うございます。私も変わりました。
「いつしか我々も消え失せる存在なのですよ。それをお忘れになりませんように」
予想よりもハッキリ肯定していただき、感動しました。
「この世界は、すべて夢である」…今年から短時間の瞑想を始め、それを通して得ることができた、大変大きな気づきでした。
夢だからいい加減に生きて良い、というのではなくむしろ逆で、夢なのだから楽しく良い夢を見たい、そしてできるだけ多くの人達に少しでも良い夢を提供したい…という意識に変わったということです。
そしてそれは、我欲が薄くなり、生き方が楽になっていく意識であるといえるのです。
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