前回の記事の、鹽竈（しおがま）神社を出た後に、仙台市の大崎八幡宮に向かいます。
こちらも約2年ぶり、2度目の参拝です。
大崎八幡宮は、世間一般的には勝利の神様と考えられているため、プロスポーツチーム勝利の祈願に来る方が多く、実際に選手自身も来るようです。
前回の参拝で、こちらの神様がそのことについてお困りになっている…ということを知ったのでした。
拝殿で挨拶をして、脇にそれて大祓詞を唱えます。
すると、こちらの女神様のお姿が浮かびました。前回お相手をしてくださったのは、男性神でしたが…
巫女さんのお姿ですが、一番に目を引いたのが、上に広がる金色の冠です。キラキラと輝いていて、とてもきれいです。袴は薄めのオレンジ色で、この色も鮮やかできれいです。そして、優しく微笑まれています。
この後に、こちらの実際にいる巫女さんの袴と同じ色であることを知りました。
絵にすると、こんな感じです。中国の貴婦人みたいな絵になってしまいましたが、巫女さんのお姿です。
そして境内の後ろの方へ下がり、女神様からのお言葉をメモします。
「ようこそ大崎八幡宮へ、よくおいでくださいました。
願い事を叶える際には、前もって事前にお知らせいただかないことには、叶えることは難しいと申せます。
何から何まで全て叶えてくださると期待していらしたとしても、私達は暇ではございませんので、何もして差し上げられません。
とあるプロ野球チームの願い事が多くございますが、結局のところそれを叶えるのは、あの方々についている守り神になりますから、私達はこれといって何もしてあげられないのですよ。
貴重な場をいただき、感謝を申し上げる。我々には複雑な内情により、数々の問題が生じています。
結局のところ、身近な神社仏閣に参られた方が、願いを叶えてもらいやすいはずです。
ないがしろにしている訳ではございませんが、ネガティブな感情を持たれて参られたとしても、プラスの効果は得られないでしょう。
あなた方にはたくさんの守りがついているのですから、感謝の気持ちを大事にして、それらに願いを授けてみなさい。
朝早くからの参拝でなければ叶うはずがありませんことを、付け加えさせていただきたいと存じます。
朝早くには、素晴らしいパワーが境内を満たしています。ですから叶うと申せるのですよ。
感謝という有り難い心をお持ちでなければ、何もして差し上げられません。
プラスのエネルギーをお持ちいただかないことには、私たちにとってマイナスにしかならないのですから、たまったものではありません。
もうしばらくすると、あの方がいらっしゃいます。しばしお待ちください」
あれ、他の神様に変わるのかな…と思ってしばらく待つと…どうやら男性の神様が出ていらしたようです。
「よく参られましたな。せっかくおいでいただいたが、ここでは数々の参拝者がおりますので、あなたの願い事は叶えて差し上げにくい。（※願い事はしていない）
頑なな気持ちでいらっしゃっては、マイナスな者が離れていかないでしょう。あなたには複雑なネガティブさを携えていますので、この辺で失礼いたしたいと存じます」
お姿を視ると、濃い紺色の浴衣のような衣装で、黒髪に黒いひげです。2年前に辛うじて視えたお姿と同じなので、驚きました。
絵にするとこんな感じです。手足はよく視えなかったので、描いていません。
─有難うございます。２年前にお話しした方と、同じ方でしょうか？
「まさしくその通りです。あの時は、あなたにはたくさんのメッセージを伝えさせていただいた。
あれからこの地には多くの参拝者が訪れ、あなたのような存在には遭遇していません。感謝を申し上げます」
2年前と同じ方とお会いできて、とても嬉しくなりました。
─こちらこそ、有難うございます！ あの時に、勝負の神とされていることを、嫌がっていると知りました。今もそうでしょうか？
「少なからず我々にとって、願い事といえば、感謝と感動をお持ちくださらないことには何も行えません。
この地において、朝から晩まで感謝を持たずにプロ野球の願い事ばかりを受け続け、複雑な気持ちに駆られている次第です。
しかしながら、悪いことばかりではございません。あからさまな態度にはストレスを感じますが、エネルギー的にはプラスとなっていることもございます。
例えるなら、願い事といっても自分のことではございませんので、明るい心をお持ちの方が多いのです。
あなたにとってさんざん聞いたメッセージだと思いますが、我々にはまたとない会話になります故、喜んでいる次第です」
─良かったです。何か参拝者に伝えたいことがあれば、伝えさせていただきます。
「メッセージを伝えたところで、このような状況には変化は起こらないでしょう。
数々の者がご覧になるだろうが、ほんのひと握りの人達ですから、影響はないといえます。
あたりさわりのない言葉になるが、幸せを育むためには、物事に熱心に取り組む他にございません。
あなた方には多くの存在がいるのですから、マイナスの気持ちを持たないようにされていただきたい。
幸せは何かと言うと、明るい気持ちで毎日を過ごすことに他なりません。
感謝以上の感情はありませんが、少なくとも願いを手向ける前に、エネルギーを活性化させてからいらしてください。
そうすれば、私どもからたくさんのパワーを分けて差し上げる次第になります」
─有難うございます。実際に、そのチームとつながりはないのですよね？ 応援はされていますか。
「チームには、愛着はさほどありません。せっかくお願いされたところで、有り難くはあるものの、見ているのが関の山になります」
「最後にひとつだけ。願い事には棘がございますが、それは必死になることで心が折れたり、疲れたりするためになります。
あなたには多くのものがいるため、大事には至りません。
しかしながら、数多くの人にとって、願い事にはマイナスの波動が備わっているのですよ。あからさまな内容になるほど、現実とのギャップに苦しむことになるでしょう。
我々からは以上になります」
─願い事が良くないのであれば、「目標」にすれば良いということでしょうか？
「苦しみながら頑張ったところで、たかが知れている。願い事がダメなのではなく、自らの力で叶える気持ちが大事なのですよ。
エネルギッシュに頑張ってみたとしても、すぐにくじけてしまっては元も子もなく、少なくとも何を頑張っていくのか狙いを定めてみなさい。
たくさんの参拝者が参られますが、必要不可欠なのは何かと言うと、立派な姿勢になります故、そのことをお伝え願いたいと存じます。
数多くの盗みを繰り返していた者が、ある日を堺に立派に変わった様子を伺い、嬉しく思ったことがあります。
願い事よりも、そうした姿勢を持つように伝えてくださいませんか。
エネルギーを温めて、相応しいことに使うことによって、あなた方には幸福が訪れるはずです。
願い事に棘があるというのはそれを指しているのですよ」
─以前、ご自身のお名前を、タケミカヅチとおっしゃいましたが…
「名前はどうでも良く、熱心に役割を果たしているかが大事になります」
─そのことで、神様のお名前について参考になりました。有難うございます。
「最後に。明るさとは、エネルギー状態のことになります故、それを意識してお過ごしください。以上になります」
こちらでは歓迎していただいた上に、2年前と同じ神様がお話してくださったので、とても嬉しかったです。
仙台に来たら、また立ち寄りたいと思います。
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