感謝の感情を持つ練習が必要なこともある
神様方は、いつも「感謝が大事」と仰っていますが、それは感謝の感情の波動が、全ての感情の中で、最も高い波動を持つためです。
気持ちがどんよりしていた数か月前に、感謝の感情が湧いてこないな…と思う時期がありました。
例えば御札に手を合わせても、「守られて有難い」ということは頭の中では分かるのですが、あのふわーんとした感謝の感情が、なかなか心から湧き出てこないのです。
何かとイライラすることが多かったので、まるで心に上に重石が乗っているかのように、感謝の感情が出なくなっていたのでした。
感謝する対象は何でもいいのですが、例えば目の前にあるご飯や、人からの小さな親切に対して、すぐに心からの「有難い」という感情が湧いてくる状態は、かなり良い精神状態であると思います。
しかし、ネガティブな感情が続くと、高波動である感謝の感情が出にくくなることがあります。そうしたときは、感謝の感情を引き出す練習をしてみると良いと感じます。
思考や感情の持ち方は、癖になっている部分が大きいためです。
そこで、一度感謝の感情を引き出す練習をしてみました。
あのふわんとした感謝の感覚を思い出しながら、手を合わせて「ふんぬー!!」と気合を入れて、頑張ってみました。(正しいやり方か分かりませんが…)
何度かやってみると、少し感謝の感覚が戻ってきて…
その直後に、言い方は大袈裟かもしれませんが、至福体験をするというおまけまで得られました。
私は昔から何かの目標を追うことが好きなのですが、50代に入ったこともあり、最近はハッキリとした追う目標がないことに物足りなさを感じ、何かないかと手探りを続けていました。
先もあまり長くないと思うと、未来に希望を持ちにくい状態ですが、「でも、もっと何かできるのでは?」という気持ちも抱え続け、何となくモンモンとし続けていたのです。
…で、話は戻り、感謝の練習をしているとき…
youtubeで80年代の懐かしい音楽特集というのを何となく流していて、たまたま山口百恵さんの「さよならの向こう側」が流れたのです。
その優しく温かい波動に乗り…
突然、感情が一気に引き上げられ、自分自身を高い位置から見る意識状態になりました。
自身を客観的に把握することができたと同時に、強烈な感動が押し寄せました。
これ以上何も手にしようとする必要はなかった!」
強い感動を共に、そのことをハッキリと「知る」ことができたのです。
あまりの感動に涙が流れ、その至福状態は一晩ほど続きました。
よく言われている、「自分自身は、完璧である」という奴でしょうか。
私の場合はそれと若干違いますが、既に色々なものを持っていて、それ以上は必要がないことを、このときに強く把握したのです。
それと同時に、自分の未来はこのように歩んでいく…という理想の姿も、一瞬にして把握することができました。
感謝の感情に意識を向けてみることで、高い意識から自分を見ることができました。
それからは、感謝の感情をスムーズに持つことができています。
余談になりましたが、感謝の感情を持つ練習が必要なときもある…というお話でした。
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