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2016年12月20日 (火)

科学は目に見えない世界が「ない」ということを証明できていない

図書館で借りた、初歩的な神道の本を、ざっと読み終わりました。

もう返してしまって手元にないのですが、「神様は何者か」というようなページにて、若い科学者が「神様は本当に存在するのか、存在するとしたらタンパク質で出来ているのか」と問い詰め、他の研究者を論破した…ということが書かれていました。

はあー、そんなことで論破?と思って読み進めたら、その著者自身も「神様はアミノ酸もしくはタンパク質でできていると思う、やがてそれが証明されるかもしれない」等と考えているということでした。

あまりにも馬鹿馬鹿しくて、さーっと読み流してしまったため、ニュアンスや内容が違っていたら申し訳ないですが、とにかく「神様は物質でできている」と、著者は考えているということでした。

著者は男性で、男性は目に見えるものを重視することが多いです。もちろん、神様は物質でできていません。目に見えない世界の大半が物質ではなく、地球上の何の探知機にも引っかからないようなエネルギー体として存在しています。

よく男性は、「科学的じゃないから信じない」というスタンスを取りますが、科学は万能ではなく、科学で分からないことも多いのです。そして科学は、「物質でできていないものは存在しない」ということを、証明できていないのです。

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