苦労がなければ生きている意味がない
人間はこの世界に、さまざまな体験を積んで魂を成長させることを目的として生まれてきます。肉体を持たずにあの世でふわふわと浮いている分には、さほど苦労というものはないのです。わざわざ苦労をするために、肉体を持って生まれてくるといえます。それは過酷な山登りに参加して、達成感を得ることを目的とするようなものかもしれません。苦労というと語弊があると思いますが、イコール汗水を流すような大変な思いということです。
若いときは勢いと体力気力で、何をしても上手くいくかのように感じ、未来への希望にもあふれています。そのため若いときは、傲慢になりがちです。しかし年齢を重ねてくると、思い通りにならないことが増えていくのを実感します。苦労を少しでも排除し、穏やかに淡々と生きたいと思っていても、そのようにはなりません。特に自分自身や家族の病気や死は、生きていく上で避けられない困難な出来事です。
すべてが思い通りに順調に進み、苦労がなく毎日がただ穏やかに過ぎるだけの人生では、学ぶことがあまりなく、生きている意味がないといえるのです。
生きていく上で苦労は決して避けられませんが、大変なことから逃げようとするほど人生が苦しくなります。自分から苦労に向かって体当たりしていくことで、真に人生が楽しく充実したものになるのだと思います。
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